第1学年集会?自分の心をみがくこと

2月2日の学年集会は、引き続き東先生からウガンダの話を聞きました。前回の宿題「ウガンダにある3つの問題は何か。」についてです。子どもたちからは、食糧不足やごみ問題という発言がありましたが、もっと大きな課題があることを知りました。それは、?「HIV〔エイズ〕」エイズは免疫力の低下によって死に至る病気ですが、母子感染によって、生まれた時からエイズに罹っている子どもや、両親がエイズで死亡し孤児になる子どもがいるのです。?「少年兵」反政府軍によって両親を殺され、麻薬付けにされて、人を殺しても平気な兵士に育てられる子どもたち。わずか8歳で銃をもつ少年兵がいるそうです。?「ストリートチルドレン」貧困や内戦のため、路上で生活し、大人にお金をねだるその日暮らしの生活をしている子どもがいます。わずか6円のお金を求めて彼らは大人の後をずっとついていきます。すべて、子どもの問題です。東先生から「彼(ストリートチルドレン)と出会った時、あなたならどうしますか?」という問いかけがありました。無視をして立ち去る、お金をあげる、話をする…。とても難しい問いです。こういう現実を知って「おかしい」と思う気持ちになること、そして、まず、自分の隣にいる人に思いやりを持つこと。「近くにいる人を助けることで自分の心がみがかれていく。」という東先生の言葉にハッとしました。「ストリートチルドレンを作る側の大人」になるのか、「ストリートチルドレンを救う側の大人」になるのか、それは、今の生活をどう生きるかにつながっているのです。仲間の痛みに敏感である心をみがくのは、今しかない。東先生のメッセージを受けとめて、この後、学級で話し合いをしていきます。

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