福島・三重「未来への絆」交流会

7月15日(日)産業振興センターで、福島・三重「未来への絆」交流会が行われ、中部中からは、1年生を中心に、人権のつどいのメンバーを含む26人の生徒が出席し、福島市立福島第四中学校の生徒との交流を深めました。中部中学校からの発表では、1年生で行った福島についての学習会の内容を、級長会の代表が報告し、そのあと、授業後の感想や福島への思いを4人の生徒が発表しました。福島第四中学校からの発表では、まず生徒会から震災時の被害の様子や、その後の放射能対策について、実際の映像を交えて報告がありました。その後、震災時の出来事や震災後の思いを5人の生徒が発表しました。震災を体験した中学生の生々しい発表に、みんな真剣に話に聞き入っていました。発表後は、1年生の級長会が司会となり、小グループでの討議・交流を行いました。中部中の生徒は、「今、生活はどうなのか」「どんな支援を望むのか」「原発のことをどう思っているか」など、率直に質問していました。時間が進むにつれ、同じ中学生同士すっかりうちとけた様子で、部活や趣味など、いろんな会話が弾み、どのグループも笑顔で、楽しそうに交流をしていました。終了の時間になっても、どのグループも話が止まらず、時間を延長しましたが、それでも名残惜しい様子でした。今回の交流会で、福島第四中学校の先生や生徒の生の声を聞かせていただき、いろいろ考えさせられました。本当に意義深い交流会でした。参加した生徒も「とてもよかった。またこんな会があったら参加したい」と満足そうな様子でした。1年生は、今回の学習や交流会などの一連の取り組みを、8月3日(金)に開催される「歩みをつなぎ絆を深める小中学生防災フォーラム」で発表します。

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