多文化共生を考える人権講演会
11月19日(月)3?4限、李慶順(イ・ギョンスン)さんを講師に迎え、「ともに生きる」という演題で、多文化共生について考える人権講演会をおこない、全校生徒でお話を聞かせていただきました。李慶順さんは、現在四日市市立保々小学校の教諭をされておりますが、在日コリアンとして、子どもの頃からさまざまな差別の現実の中で生きてきました。差別への恐怖から、自分の出自を隠してきた李さんが、高校・大学生活の中で、自分に寄り添い、ともに考え、背中を押してくれる友達・仲間に出会うことで、自らに誇りを持ち、本名を名乗り、教員採用試験を受けていったという実体験を語って下さいました。李さんのお話から、日本社会のあり方や私たちの持つ差別心について深く考えさせられました。「ともに生きる」とは、どういう意味なのか、「多文化共生の社会」とはどんな社会なのか、これからクラスで話し合い、交流していきたいと思います。