福島に行ってきました! その4

飯坂温泉を後にし、双葉町の方が避難生活を送る仮設住宅に向かいました。昨年10月にも同じ仮設住宅を訪れましたが、原発の影響で今なお戻ることが出来ない現状に他の被災地とは違う福島の苦しみを実感しました。仮設住宅の方々は高齢者の方が多いのですが、「まるで自分の孫のようです」と中学生の訪問を大歓迎してくれました。前回の訪問を覚えていて下さり、なつかしく写真を眺めたり、「よう来てくれたな」と目に涙を浮かべて中学生の手を握りしめたり、「ジャニーズみたいでかっこいいわ」と少女のように顔を輝かせて騒いだりと、辛さは見せずに、終始笑顔で接して下さいました。夕食の弁当を一緒に食べた際には、手作りのおつけものや和えものをふるまって下さり、キムチのあまりの辛さに水をがぶ飲みする中学生の姿に、笑いが起こりました。仮設住宅を去るときには、名残惜しく、バスが出るまでいつまでも見送って下さる方もいました。今回の福島訪問でも、いろいろな経験をすることができました。また、機会を見つけてみなさんにも詳しい報告をしていきたいと思います。

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