福島・三重「絆」交流 チャリティ報告会

4月6日(土)18:45?20:30松阪市市民活動センターにて、2月に実施されたNPO法人『未来への絆』による「東日本大震災教育的復興支援活動」の報告会が行われました。報告会では、活動に参加した中部中学校の新2・3年生が、活動の内容や、今回訪問した福島の現状について発表しました。第1部では、スライドを映しながら、1年生による活動報告がありました。福島第四中学校でのトイレ掃除や、ダンス交流、飯坂温泉での旅館のおかみさんの話や、仮設住宅での交流のことなど、自分たちが見てきたことや、体験したこと、聞かせてもらった話など、少しでもリアルな福島を伝えられるよう、一人一人が精一杯発表しました。第2部では、一緒に参加された松阪商業高校の三浦先生から、蒲生氏郷によってつながりあう福島と松阪の縁についてお話がありました。第3部では、2年生の生徒が中心となり、福島第四中学校の生徒との交流で一緒に踊ったダンスを披露しました。生徒たちは、春休み中、講師のBBコッシーを招いて練習会をしたり、クラブ活動の合間をぬって練習したりと、短い時間の中で一生懸命準備し、当日の発表にこぎつけました。当日は、笑顔とパワーの溢れるダンスで、報告会に来ていただいた方から大きな拍手とお褒めの言葉をいただきました。今回の報告会は、6月に行われる「福島・三重『未来への絆』チャリティイベント」の前段階として行われたものです。6月のチャリティイベントでは、さらに多くの方々に福島のことを伝え、その支援で、福島第四中学校の生徒を松阪の祇園まつりに招くことを計画しています。一緒に御輿をかつぎ、福島の子どもたちを元気にしたい。福島と三重の子どもの絆をさらに深く強くしたい。こんな思いから、中部中学校では生徒会を中心として、少しずつ活動が進められています。

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