2年平和学習
7月9日(火)?11日(木)2年生では平和学習を行いました。非人道的な核実験に抗議して描かれたベン=シャーンの『ラッキードラゴン』の絵をきっかけに、第五福竜丸事件と核の脅威について考えました。ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験により被爆した第五福竜丸の乗組員の体験とその後の生き様を通して、「核兵器の恐ろしさ」を学ぶとともに、第五福竜丸保存運動が起こり、反核運動へと展開していった「平和を求め行動することの大切さ」も学びました。また、第五福竜丸の乗組員であった大石又七さんが、現在、福島第1原発事故による放射能汚染の問題について、講演等を行い、危険性を訴えていることも知り、第五福竜丸の事件が、今の原発問題とつながっていることも学びました。「核の脅威」はいまだ去っていないという現実を知り、これから私たちは平和を求めどう行動していけばいいのでしょうか? このあと2年生は、10月の修学旅行で第五福竜丸展示館を訪れる予定です。この大きな問題を、これからもみんなで考え続けていきましょう。